WORKS
RAKUSHO MALL
福祉とアートと飲食の複合施設「楽笑モール」のブランディングデザイン
▲楽笑モールのロゴデザイン
01. コンセプト
誰ひとりにも、何ひとつにも、端っこを創らない。
楽笑モールの施設コンセプトは、「誰ひとり取り残さない」です。「誰ひとり取り残さない」という言葉を「端っこを創らない」と変換し、全てのモノ、コト、デザインに「端っこを創らない」ということをデザインコンセプトといたしました。
▲ 楽笑モールに入る様々な事業所のロゴデザイン
02.コーポレートフォント
間違えないよう読ませる。
ユニバーサルフォントデザイン。
漢字、かなは既存の和文フォント「源柔ゴシック」、欧文はオリジナルで制作した書体「RM」を混植し、合成フォント「RAKUSHO MALL」を全ての媒体に使用していきます。
文字の端が全て角丸になっているところが特徴で、サイン計画の際、文字が大きくなった時により効果が発揮されることを想定しています。小文字「l」や、数字「1」などは、認識しやすいようでっぱりをつけたりすることで、「みんなが認識できる」人に優しい書体として可読性を目指しました。
▲オリジナルで制作したアルファベット
▲コーポレートフォント「RAKUSHO MALL」
▲識別性を高めたユニバーサルデザイン
03.ピクトグラム
取り残さないように、
とっかかりを生むデザイン。
ピクトグラムのデザインコンセプトは、「取っ掛かりを作る」ことです。正方形のフォーマットを用意し、右上に「名前」「読み仮名」、その左に「ピクトグラム」、左下に「英字表記」といった4種類の情報を置くことで、障害のある型でも「どれかの情報で覚えてもらえる」ようなデザインを目指しました。
▲ピクトグラム
04.ツール
スタッフ、お客さんが
意識できる「運動バッジ」。
「無理をしないでね」という意識は、スタッフが裏で声をかけ合うだけよりも、お客さんも交えて意識できる形態がいいのではないかと考えました。シンボルとワードの整合性も合います。空間全体が助け合う意識を持てるツールとして期待しています。
▲缶バッジ
▲看板・メニュー・ショップカード