愛知県小牧市小木東に位置する、リサイクルインテリアショップBANUL様のブランディングプロジェクトです。
コンセプトは「BREATHE A NU LIFE:新しい命を吹き込む。」
既存のリサイクルショップと一線を画し、「物」を売るのではなく、使っていた人の想いも一緒に次の人へお届けする、「コト」を売るリサイクルショップを目指し、イベントやガレージセールなど「場」も新しい形で提案しています。シンボルマーク「BANUL SQUARE」のコンセプトは以下です。
ロゴマークの5つの造形意図
1.変化の一瞬
まさに、BANULの新しい息吹による変化の一瞬を視覚化した図形。
不用品が新しい姿を表した時の効果。
2.創造の場
一人では決してできない場。皆が集まることで完成する中心の場。
BANULが新たな楽しめる場となる。
3.サイクルの輪
人から人へ、BANULの場から繋がるサイクル。
不要品がBANULの循環の中で永遠に巡る未来へ。
4.針のない時計
タイムレス(終わりのない)価値。
人の循環の中で生まれる価値。
5.世界の子供達へ
BANULの場で生まれた利益を世界の子供達へ。拡散を表す。
ロゴタイプとオリジナルフォント
「BANUL TYPE」
BANUL TYPEは、BANULの理念を踏襲しつつ、機能的でありブランディングとしても効果的なBANULの専用書体です。ロゴだけでなく、見出しのタイトルやTシャツなどに使用することで一貫したブランディングが期待できます。
造形からくる印象
大きなポイントは、カジュアルさを含んでいながらも、品格、王道感を感じさせる造形であることです。カジュアルさとは、親しみやすさだったり賑やかな印象などです。文字を並べた時の大小のバランスが、それを演出します。
品格、王道感とは、小さく収まってしまう企業ではなく、新たな価値を堂々と、公式の場で発表しているような印象を持たせることです。優雅な字間と繊細な線、幾何学的な構成によりそれらを演出します。
ブランドの位置付け
BANULは数あるリサイクルショップ、家具ブランドの中でも一際個性的であり印象的。そして王道感のあるシックさを併せ持った振り切ったブランドです。
それは、シンボルマークの造形の抽象性と正円からくる印象と、ロゴタイプの、世界に一つとないカジュアルさと品格を含んだ印象からくるものです。